お遍路ニストたいようの筋肉な日記

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考察 ~妖怪アマビエ~

最近、ちょいちょい目にするようになった


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『妖怪 アマビエ』

何だか津軽の方が賑やかだなぁ。

と思っていたら、津軽の妖怪というわけでもないようでした。

 

wikipedia先生によると

「日本に伝わる半人半魚の妖怪。光輝く姿で海中から現れ、豊作や疫病などの予言をすると伝えられている。」


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モスマンの人魚版という感じですね。

アメリカのオハイオ州にあるシルバー・ブリッジという橋付近で目撃され、同日そこで大規模な崩落事故が起き、46人が犠牲になった。

この出来事から、モスマンには予知能力があるのでは?と言われています。


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(水木しげる先生作)

アマビエの初目撃は・・・

江戸時代後期のこと、熊本の海に毎夜、光る物体が出没していたため、お役人さんが見に行ったところ、姿を現した。

 

その者は、お役人さんに対して

「私は海中に住むアマビエと申す者なり」

と名乗り

「当年(1844年)より6ヶ年の間は諸国で豊作が続くが疫病も流行する。私の姿を描いた絵を人々に早々に見せよ。」

と予言めいたことを告げ、海の中へと帰って行ったそう。


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このアマビエ、よく似た名前の妖怪アマビコとの関連性があるようです。

アマビコも、豊作・疫病を予言するそうで、目撃例は熊本の他、宮崎、新潟。

年代は、アマビエと同じく1844年~46年

 

その近辺の大きな出来事は

天保の大飢饉(1833年~39年)

黒船来航(1853年)

 

時代が大きく動いていた頃

この辺の関連もありそうですね。

 


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その他、アマビエと同格じゃないか?と言われている妖怪が水木先生のとこのTwitterに載っかっていました。



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妖怪であるため、寺社で祀られてはいないようですが、病の流行を封じる力があるという言い伝えからアマビエの護符を作り授与している神社があるようですね。

 

https://www.isahaya-jinja.jp/amabie_nurie_print_a4/

 

一例です。

 

津軽のはコーヒーでした。

https://sp.kahoku.co.jp/tohokunews/202004/20200409_22030.html

 

そういえば、アマビエの言い伝えの残る地域は、日本海側中心の様子。

 

そして、人魚

 

なんだか、八百比丘尼伝説にも通じそうな気がしてきました。

 

あれは福井か・・・